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WHOCC実績(2021年)
報告書
WHOCC Annual Report 2021-2022 [PDF]研修開催
- WHO GOARN Tier 1.5 Training Workshop (IPC/ケースマネージメントコース)2021
2021年11月17日-11月18日
WHO本部、WHO西太平洋事務局 (WPRO)、GOARN (Global Outbreak Alert Response Network)と共同で、厚生労働省のご支援の下、感染症予防管理とケース・マネージメントに特化したオンラインGOARN Training Workshop Tier 1.5を開催しました。
本年は豪州、シンガポール、フィジーからも参加がありました。
GOARNのミッション上、現場で直面するようなシナリオに基づくケース・スタディのグループワークや、感染予防管理やケース・マネージメントの専門家としてGOARN派遣経験のあるWHOと日本の専門家による経験共有のセッションなどでプログラムが構成され、大変充実した研修内容となりました。海外でGOARNを通じて国際感染症対策に貢献する熱意のある31名の受講生達の積極的な参加を得て、盛況のうちに終了しました。
研修受講生の中から、国際感染症のアウトブレイク対策の第一線で、GOARNの国際ミッションの一員として活躍できる次の専門家が輩出されることを期待しています。
アウトブレイク対応
- WPROおよびパプア・ニューギニアにおけるCOVID-19アウトブレイク対応
2021年12月-2022年3月
COVID-19のアウトブレイク対応として、日本人専門家2名をData managementの専門家としてWPRO(フィリピン)へ、日本人専門科1名を感染予防管理の専門家、1名を疫学の専門家としてパプア・ニューギニアにGOARN派遣行いました。
セミナー開催
- GOARN Meeting of Partners 2021
2021年12月16日
WHOが主催するGOARNパートナー機関向けの「GOARN Meeting of Partners」の人材育成プログラムセッションに大曲センター長がパネリストとして登壇しました。
米国CDCやドイツのロベルト・コッホ研究所らのパネリストとともに、日本における人材育成について発表しました。また、本会議にてWPROのGOARN担当者より、WPRO地域におけるCOVID-19対応のGOARN派遣者数は、NCGMが英国公衆衛生庁とともに4名と多いことも紹介されました。 - WPROとのCOVID-19に関する共催セミナー 1
2021年11月22日
WPROとの共催セミナー(Planning for endemic COVID-19 – emerging lessons on clinical management and care pathway in the Region)で、大曲センター長が日本のCOVID-19の状況について解説し、フィリピン、カンボジア、ラオス、ベトナムの専門家と意見交換を行いました。
- WPROとのCOVID-19に関する共同セミナー 2
2022年2月14日
大曲センター長が、感染拡大するオミクロンについて、WPROとの共催セミナーで日本のオミクロン株に対する対応について共有しました。
受賞
- Global Health Award 2021受賞
国際感染症センターは、WPROなどの活動の功績が称えられ、2021年度のGlobal Health Awardを受賞しました。