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国際感染症センターについて

Disease Control and Prevention
地域や人々を感染症から守る

地域や人々を感染症から守る

古来、人間は感染症に健康や生命を脅かされてきました。感染症治療薬の効きにくい病原体の広がりや、新しい感染症の脅威に立ち向かうため、当センターでは高度な専門知識を備えた医療者の育成、地域やグローバル社会で感染症対策のリーダーとなる人材を育成しています。

Prevention comes first
感染症対策で最も重要なのは1次予防と備え

感染症対策で最も重要なのは1次予防と備え

感染症対策で最も重要なのは1次予防。当センターでは、疫学や予防啓発、健康プロモーション、パブリックヘルスコミュニケーションを習得し、市民や医療専門職への感染予防のサポートを行っています。トラベルクリニックでは、海外生活における安全のために必要な知識、予防ワクチンの提供を行っています。

Networking and Communication
院内、地域、グローバルな人と情報のネットワークを強化

院内、地域、グローバルな人と情報のネットワークを強化

有効な感染症対策のためには、地域や施設、国を超えた連携が必要になります。有事の際に迅速な行動がとれるよう、平時からの情報交換や協力関係づくりにつとめています。国内の感染症対策に関わる関係者をつなぐ情報と信頼のプラットフォームづくりに取り組んでいます。

Diagnosis, Treatment, Care
適切な診断、治療、ケアの提供

適切な診断、治療、ケアの提供

院内および院外からの感染症・うたがい症例に対してコンサルテーションを行っています。診断や治療に難渋する症例についてはぜひご相談ください。トラベルクリニックでは、帰国後の体調不良にも対応をしています。他施設では診断が難しい、輸入感染症の診断・治療に積極的に取り組んでいます。

Education and Training
新興・再興感染症の危機に立ち向かうスペシャリストの育成

新興・再興感染症の危機に立ち向かうスペシャリストの育成

近年、西アフリカでのエボラ出血熱、中東および大韓民国での中東呼吸器症候群などの感染症アウトブレイクが発生し、国内外の感染症危機管理体制が重要となっています。新興再興感染症に対して他医療機関や行政などと連携し、迅速かつ正確に対応することのできるスペシャリストを育成しています。

Research and Interpretation
国境を超える感染症への対策の追及


国境を超える感染症への対策の追及

臨床微生物研究室は、国際感染症センターの一部門として当センター研究所内に設けられています。この研究室では、分子疫学的研究を中心に感染症の臨床と基礎をつなぐ取り組みを行っています。

Risk Assessment and Action
問題が発生する前にアクション。判断のための専門性と知見を日々高める努力。

 問題が発生する前にアクション。判断のための専門性と知見を日々高める努力。

感染症は放置すれば、健康被害が個人から社会へと拡大し、国境を越えて人類を脅かします。感染症のリスクの発生の早期探知から、適切なリスク評価を行い、迅速な対応ができるリーダーを育成します。国立感染症研究所や国立看護大学校をはじめとする専門機関と連携し、学びとネットワークの場を提供します。